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  • ブランディング

2021/09/01

それぞれの役割の理解が大事!

意外と知られていない?ブランディングとマーケティングの違いとは

ブランディングとマーケティングは根本的に異なりますが、混同されてしまうケースは少なくありません。特にWebサイトの制作や運営を進めていくなかでは、頻繁に用いられることもあり、混同されやすいでしょう。

 

そこで今回は、意外と知られていないブランディングとマーケティングの違いについて、詳しくご紹介していきます。より適切なブランディングとマーケティングを実現するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

ブランディングとマーケティングの違い

早速、ブランディングとマーケティングの違いを知るために、それぞれの概要を簡単に見てみましょう。

 

ブランディングとは

ブランディングは、「サービス(製品)に対するイメージを高めるための戦略」のことです。近年は、このブランディングの成否が非常に大きな影響を及ぼしており、場合によっては企業の存続にまで影響を及ぼすケースもあります。

そもそも「ブランド」とは、自社のサービス(製品)と他社のサービス(製品)の区別化を図る機能のことです。その昔、北欧の牧場において、自分の家畜であることを明確化するために牛に焼印を入れたことが、ブランドの始まりだと言われています。そして、そのブランドを形成するための施策を「ブランディング」と呼ぶわけです。

 

マーケティングとは

マーケティングとは、ブランドを認知させるために行うさまざまな施策のことです。たとえば、広告宣伝、販売促進といった施策を通じて消費者にアプローチしていくこともマーケティングに該当します。

 

これらを踏まえると、ブランディングは、「消費者に自社のイメージを持ってもらうための施策」と表現することができるわけです。一方のマーケティングは「企業から消費者に対して行われる情報発信」と表現することができるでしょう。消費者に自社のイメージを伝えるか、消費者のイメージを引き出すか、という点が最も大きく異なるポイントといえるでしょう。

 

ブランディングの役割と効果

ブランディングを成功させると、消費者自身に「サービス(製品)に対するイメージ」が生まれるようになります。良いイメージが生まれれば、消費者がそのサービス(製品)を能動的に購入する可能性も高まるわけです。これを「ブランド指名買い」と呼びます。たとえば「柔軟剤といえば○○」といったように、何かしらの広告を見なくても想起させるブランドがあるはずです。

 

このような状態を作り出すことができれば、特別な販売促進を行わなくても商品が自動的に売れていくようになります。また、あえて競合他社のサービス(製品)よりも価格を低く設定しなくても、売り上げを伸ばしていくことが可能です。むしろ、価格を高めに設定しても「○○というブランドだからより高品質なのだろう」といったイメージを抱いてもらえる可能性さえ生まれます。その結果として、粗利益の向上や販売管理費削減を実現し、営業利益を高めていくことに繋げられるのです。

 

そんなブランディングですが、企業の視点から見た場合の主な役割としては「広告宣伝」「資産価値」の2つが挙げられるでしょう。先ほどもご紹介した広告宣伝とは、「消費者にサービス(製品)を認知してもらうための活動」を指します。消費者の認知度が高くなるにつれて、より強力な広告宣伝の機能を発揮できるようになるのが特徴です。たとえば、新サービス(製品)のリリースにあたり、既存のブランドを付加することによって、よりスムーズに消費者に受け入れてもらえる可能性が高まります。また、所有すること自体がステータスとして感じられる顧客も多くなるでしょう。

 

2つ目の「資産価値」とは、サービス(製品)だけでなく、企業そのものに資産価値をもたらす効果のことです。これは、決して目に見える効果ではないため分かりにくいかもしれませんが、さまざまな形で企業の活動に貢献してくれるでしょう。

 

マーケティングの役割と効果

先ほどもご紹介した通り、マーケティングは「企業から消費者に対して行われる情報発信」のことであり、顧客へのリーチに直接関わるプロセスと表現することもできます。そんなマーケティングの役割は、企業側と顧客側の視点から考えることが可能です。たとえば、企業側の視点で考えた場合、企業はサービス(製品)を提供することで初めて企業の存続意義を見出すことができます。そのため、企業としてのマーケティングの役割は「顧客にサービス(製品)を購入してもらう仕組み」と考えられるわけです。

 

そして、この企業としてのマーケティングの役割を前提とした場合、顧客としてのマーケティングの役割は「自身のニーズにマッチしたサービス(製品)へと導いてくれる仕組み」と考えられます。つまり、マーケティングの役割は、企業と顧客をできる限り近づけるための「仕組み作り」と捉えることができるのです。

 

特に近年は、インターネットの発展に伴い、スマートフォンやSNSの普及が急速に広がっており、より簡単に情報をキャッチできる時代へと移り変わりつつあります。今後はさらにモノと情報で溢れかえっていくことが予想されるため、消費者の細かいニーズを把握すること、そして消費者にとって価値のある情報を提供することの重要性が高まりつつあるのです。

 

また、情報が溢れかえるということは、分析できる情報の量が増えるということでもあります。つまり、より高度なマーケティング活動も可能になるということです。そのような点を踏まえても、今後はよりマーケティングの重要性が増していくでしょう。そして何より、競合他社のサービス(製品)と差別化を図っていくためにも、マーケティングは必要不可欠なものになっていくことが予想されます。

 

まとめ

今回は、意外と知られていない「ブランディング」と「マーケティング」の違いについてご紹介しました。ブランディングは「消費者のイメージを引き出す努力」であり、マーケティングは「消費者に自社のイメージを伝える努力」であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

これら2つが混同されてしまうケースも少なくありませんが、それぞれの違い、役割をしっかりと理解しておかなければ、どちらも失敗してしまう可能性があるため注意が必要です。たとえば、マーケティング施策の一つである広告は、消費者へのメッセージ性が強いという特性があるため、場合によってはノイズとみなされてしまうケースもあります。伝え方が直接的すぎると、受け取る側(消費者)が引いてしまう可能性もあるのです。そのような状態を招いてしまうと、企業のブランディングにも悪影響を及ぼすため、それぞれの適切な施策を講じていくことが大切になります。

 

しかし、ブランディングやマーケティングの専門知識を持ち合わせていない企業の場合、どのような戦略で進めていけば良いのか分からずに悩んでしまうこともあるかもしれません。そのような場合には、専門知識を持つ企業のサポートを受けながら、施策を講じていくのも一つの手段です。

 

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