2017/09/28
【連載Vol.3】
BtoB 企業 マーケティング とは ?_戦略立案の手法・コツ
Vol.1で BtoB企業におけるマーケティングとは?
Vol.2で 顧客の購買意思決定の変化
についておはなししました。
ノウハウ
2017/09/28
【連載Vol.3】
Vol.1で BtoB企業におけるマーケティングとは?
Vol.2で 顧客の購買意思決定の変化
についておはなししました。
マーケティング施策を検討する際、まず最初にやるべきこと、として登場するのがこの4つのワードです。
孫子曰く「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」。
ビジネスの基本として、相手を知る、自身を知る ところから始めましょう、ということですね。
<相手を知る>
『ペルソナ』とは、自社の商材を購入する対象をより具体的にイメージすることです。
例えば、
「年商〇億くらいの商社の社内で主任・係長ポジションの30代男性」
といった具合です。
そしてその人が、機器やサービスなどを選定する際に、どのようなプロセスで思考、検討、決定するのか、
を洗い出すのが『カスタマージャーニー』となります。
この例の場合、主任さんの行動を分析すると、導入までの過程で4回の情報収集を行いますが、各フェーズ毎に求めている情報が異なります。
無関心フェーズの時は「業界の最新ニュースが知りたい」、導入検討時には「他社との違い」などを求めています。
このようにペルソナ像が欲している情報を一覧化し、自社サイト上に無いコンテンツを確認することにより、どんなコンテンツから作成するべきか把握することができます。
<自身を知る>
『3C分析』は、
Customer(顧客)
Competitor(競合他社)
Company(自社)
の3つの要素を分析して会社の経営戦略に活かすフレームワークの1つです。
『SWOT分析』は、
強み(Strength):目標達成に貢献する組織(個人)の特質
弱み(Weakness):目標達成の障害となる組織(個人)の特質
機会(Opportunity):目標達成に貢献する外部の特質
脅威(Threat):目標達成の障害となる外部の特質
の4つで、自社の人・モノ・カネ・情報等でビジネス上、他の会社(製品/サービス)と比べて”相対的に強い点”と”相対的に弱い点”を分析する手法です。
この場合は、特に「自社(製品/サービス)の販促に活かすため」に目的を絞り、
・どのように強みを活かして売上を伸ばすか?
を考えるところからはじめましょう。
そして最も重要なのが、この後です。
この中で自社の「強み」と「機会」(を伸ばす)、「弱み」と「脅威」(を克服する)
などをかけあわせる『クロス分析』を行うことで、これから自社で行うべき施策が見えてきます。
・いかにして強みを活かすか?
・いかにして弱みを克服するか?
・いかにして(外部)機会を利用するか?
・いかにして脅威から身を守るか?
そしてその施策を展開するにあたって、『カスタマージャーニー』上のタイミングで顧客が求める情報を提供するのが、『コンテンツマーケティング』の基本となります。
定義としてはおおよそ「有益かつ説得力のあるコンテンツを制作・発信することでターゲットオーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントを作り出す手法」とされていますが、もっとわかりやすく現実的に言えば、「顧客に見つけてもらうための作戦」です。
前述の通り、企業ユーザにおいても
「問い合わせ前にWeb検索で情報を収集し、比較検討した後に有力な企業のいくつかに声をかける」
というプロセスが一般的になっていますので、そのタイミングでわかってもらいたい、知ってもらいたい情報(=コンテンツ)を発信しなければなりません。
一昔前はそのためには広告を打つ(ペイドメディア)必要がありましたが、
いまではそれが自社サイトで行える(オウンドメディア)ワケです。
もちろん、いまではWebサイトだけでなくTwitterやFacebook、LineやInstagramなどのソーシャルメディア(SNS)も活用できますが、正直、その辺りになるとBtoCの成功事例がほとんどで、BtoBのマーケティング、販促で活用しているのは大企業などに限られます。
いきなりあれもこれもと手を出すとリソース、コスト的にも大変ですので、まずは自社サイトの改善、コンテンツ強化から始めることをオススメします。
『コンテンツマーケティング』とは、
自社の強み・弱みを把握した上でペルソナを明確にし、
その対象のカスタマージャーニーの中で必要とされる情報を、
最適なタイミングで発信、
リードを育成(ナーチャリング)する活動である!
北斗社では、企業が販促、マーケティング活動を行う際に必要となる、さまざまなコンテンツ制作ソリューション、サービスを提供しています。
デジタル(Web)の「空中戦」だけでなく、商談や展示会など対面でのオフラインの「地上戦」でも、
「ダイレクト販売」だけでなく代理店を経由した「間接販売」でも効果を発揮します。
2024/02/15
ノウハウ
2024/01/17
ノウハウ
2024/01/10
ノウハウ
2021/03/04
コンテンツ制作
2017/09/07
ビジネス
ビジネス
2017/09/05
ビジネス
2016/08/01
ノウハウ
資料ダウンロード
2017/04/04
ビジネス