コラム・資料ダウンロード

  • ビジネス

2016/10/07

【いまブチ!】

いまさら聞けない!「ドメイン」とは? ~若手社員が”ブチ”当たる言葉の壁を”ブチ”壊せ!~

北斗社若手社員が送る、ビジネス&マーケティング用語解説シリーズ【いまブチ!】第4回の今回は、「ドメイン」です!

前回は、「オウンドメディア」をご紹介しました。
「【いまブチ!】いまさら聞けない!「オウンドメディア」とは? ~若手社員が”ブチ”当たる言葉の壁を”ブチ”壊せ!~」はコチラから

今回は、WEBサイトに必要な「ドメイン」について、インフラの知識を交えながら抗戦します!

つい最近も、WEB制作をご依頼頂いたお客様から、「ドメインって一体何なの?美味しいの?」と尋ねられました・・・。

実は「ドメイン」はWEBサイトにはなくてはならないものですが、理解しづらく、なかなか学ぶ機会もなく意外とトラブルになりやすい、というのが”ブチ当たる”壁なのです。

今回は、
・そもそもドメインって何なのか
・何のためにドメインが必要なのか
・ドメインはどうやって取得するのか
についてお送りします!


そもそもドメインって何なのか

まず、「URL」は皆さんご存知ですよね!
WEBサイトには、ページごとにそれぞれ「URL」が存在します。このブログにもURLがあります。

https://contentsmanagement.jp/hokulog/

この中で、
「contentsmanagement」=「ドメイン」です。

実は、インターネットサービスにはもう1つIPアドレスというものが存在します。

192.168.1.1
といった「.(コンマ)」区切りの4つの番号がIPアドレスです。

このIPアドレスが割り振られていないと、誰もWEBサイトが見られず、サービスも使えません。
ただ、番号の羅列だけだと「誰の」「何の」WEBサイトなのかさっぱりわかりませんよね・・・。
ここでドメインが登場するわけです!

IPアドレスを人間がわかりやすくした文字列がドメインです。

ドメインを準備することによって、ドメイン名でユーザが何のサイトか判断できるのです
現実世界に置き換えて考えると・・・

・北斗社(会社名)=ドメイン
・東京都文京区大塚3丁目38番10号(住所)=IPアドレス
となりますが、例えばナカウエが北斗社に訪問する際に

IPアドレス(住所)の場合・・・

ナカウエ「今日は、東京都文京区大塚3丁目38番10号 に10時に行く予定なのでよろしくお願い致します!!」
上司「どこの会社だよ!

ドメイン(北斗社)の場合・・・

ナカウエ「今日は、北斗社 に10時に行く予定なのでよろしくお願い致します!」
上司「ウチの会社だよ!

というようになるわけです!!

ここまで、ナカウエが言っていることが疑心暗鬼の方に・・・

「ドメイン」でのアクセスと「IPアドレス」でのアクセスが同じであることを実感ください。

北斗社のコーポレートサイトのURL
http://www.hoku.co.jp/

北斗社のコーポレートサイトのIPアドレス
http://49.212.53.119

同じサイトに繋がりますよね!
・・・どうでしょうか。信じて頂けましたでしょうか。

※サイトの作りにより、IPから繋がらないサイトもあります


○何のためにドメインが必要なのか

WEBサイトはどの会社・団体においても欠かせないものとなっており、ほとんどが自分の会社名やそれに近いドメイン名でサイトを所有しています。

ドメインには、有料の独自ドメインと無料ドメインが存在します。

  • 有料は、「自社を表す文字列+属性を表すドメイン」で自由に名前がつけられます。(○○.jp/○○.comなど)
  • 無料は、「自社を表す文字列+無料サービスを提供している会社の文字列+属性を表すドメイン」となります。

Wixやfc2などのサービスが有名です。(○○wix.com/○○.fc2.comなど)

なぜ有料独自ドメインを取る必要があるのか。

その理由は、大きく3つあります。

(1) 信頼度UP

閲覧者は、有料独自ドメインを取得していると、
・自分達の独立した名前でWEBサイトを立ち上げようとしている
=しっかり費用をかけて会社や製品をそれぞれ売り出そうとしている

と認識して、ブランド力の強化を図っていることと思い、信頼度や安心感がUPします。
(無料の場合、広告がページ上に表示されることが多く、ユーザにストレスを与えてしまいます)
まだ使われていないドメインであれば自由に名付けられますので、短いドメインを取得できればお客様に覚えていただく為にも有利です!

(2) 自由なサービスに利用できる

無料のドメインでは、サービス提供側の制約がついてしまうことが大半です。
有料であれば個別のサービスを立ち上げることができるため、

個別開発した営業支援システムやWEBメールシステムなどを自由に利用することができます!

(3) 取得したドメインをずっと利用できる

無料サービスでは、急にサービスが終了して、他社サービスへの変更を余儀なくされるリスクもあります。
自社ドメインを有料サービス上で運用しておけば、閲覧するお客様に迷惑をかけることはありません。


○ドメインはどうやって取得するのか?

ドメインは、ドメイン管理をしている団体の承認を経て取得ができ、取得する手続きで特に難しいことはありません。

必要な情報は、
・会社情報(正式名称/住所/電話番号)
・担当者情報
・ドメイン名
です。

※とりたいドメインによって、少し費用が変わるケースがありますので、ご注意ください。
例)
.co.jp=企業のドメイン
.or.jp=非営利団体のドメイン
など

ドメイン取得は早い者勝ち形式で、既に他社が取得している場合は横取りできません!

ちなみに、自分の取りたいドメインを取得できるか確認できます。
参考:http://www.makko.biz/

最近では日本語ドメインや「.tokyo」ドメインもできますので、WEBサイトの目的に適したドメインを選択されるのが良いと思います。

*取得作業については、WEBサーバ管理会社やWEB制作会社に依頼することも可能です。

ドメインは年度更新が必要で有効期限や費用など管理が意外と煩雑なため、専門部署やリソースのない企業では、

取得から管理を一括してプロに任せる、という方が安心かもですね。

以上、第4回は「ドメイン」についてお送りしました。

少しでもお力になれたら嬉しいです!

次回の【いまブチ!】をお楽しみに!