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  • ビジネス

2016/10/11

新規開拓のコツ04

営業活動のテレアポから初回訪問時の確度を高める

北斗社では、お客様企業の販促コンテンツの企画制作を受託する一方で、自社サービスの拡販を目的とした「販促活動」を行っています。
この章ではリクルートの代理店やセールス アウトソーシング企業での実績のある、北斗社の「セールススペシャリスト」が、「BtoBにおける新規顧客開拓のコツ」をお伝えしていきます!

私は立場上、別部署の営業マンの新規訪問時に同行することが多いのですが、「初回訪問時の確度」には人によって大きな差を感じます。
初回訪問時の確度は、テレアポ時の「リスト」と「トーク」で決まります。

新規営業戦略上、「売れる人に売れるものを売る」というのが基本中の基本です。

しかし、実際の営業現場ではこれからかけ離れているケースも多く、その場合、もちろん商談成立の確度は低くなります。

そもそも、
・売るもの
・売る人
の理解が重要になります。

意外と、上記を理解しているつもりでテレマを実施していても、実際に訪問してみて案件につながりそうにない、となる場合は理解ができていない、ということになります。

特に売るもの。
営業としてこれを理解していることが必須なのですが、「理解しているつもりになっている」ことの方が多いものです。
「本当に理解している」場合、誰に対しても、短時間でも、一定の理解度を持たせるように話ができます。
「理解しているつもり」の場合は、難しいワードを出してそれっぽく聞こえるようにしているけど、相手には伝わっていない、理解していただけない、ということになります。

もとから知っている間柄であれば、その人がどんな人で、どんな風に伝えると理解してもらいやすい、ということがわかり、多少、乱雑でも伝わることがありますが、テレアポの場合、双方ともにどんな人なのかは全くわからない状態です。
そういう人に対して、ぼんやりした理解のままいくら話をしても伝わったと思っていても、うまく伝わらない事の方が当然ともいえます。

ここが非常に難しいところであり、頭を使うところになります。

・見ず知らずの相手に
・自分たちでも十分に理解していないものを
・なんとなく強引に畳みかけて
・会うきっかけを作る

運よくそれでアポが取れてしまったとしても、案件化することはありえません。

- 電話を掛ける相手(売る人)の分析を行う
- 売る人へのアプローチ方法を考える
- さらに会う動機付けを考える

と、1本の電話でも試行錯誤することは非常に多いはずです。

私自身、何万コールと電話を掛けてきていますが、本当に頭を使ってアポを取る場合のトークは経験上、非常にシンプルになることが多いです。
テレアポは売上を上げる為の手段の一つなので、最終ゴールは「売上」に落とさないといけません。
それを理解しているのと理解していないのでは、結果にも大きな差がでます。